行動美術 協会史 kodo bijutsu
 昭和61年 ( 1986 )

展覧会初日が例年の9月1日に戻る。巡回展も前年と同じく9地区に於て開催。成果を挙げ得た。

斉藤真成(絵・会員)第5回京都府文化功労賞を受賞。同じく新人賞を内田晴之(彫・会員)が受賞。荒井芳宣(絵・会員)は大阪府知事より文化芸術功労賞として表彰され、また、小西嘉純(絵・会員)香川県教育文化功労者賞を受賞きれるなど、メンバー活躍の年でもあった。

61年11月、山陰地区に在って、また本展に於ても終始会の発展に尽力されてきた尾崎悌之助(絵・会員)の訃報あり。また同年9月、本展終了後間もなく、期待されていた川口清和(絵・会友)の死去の報あり、ともに哀惜の情に堪えず。

新年度より本部事務所、彫刻部担当の田中栄作(会員)に代り、富田真平(会員)が任に当ることとなる。

第18回行動美術新人選抜展(62年2月19日−24日)東京新宿・紀伊国屋画廊。出品者は

(絵画)
  江見 佳彦 ・ 小川 恒雄、
  加藤 光馬 ・ 近藤 大志 ・ 鈴木 佳代子
  モハマド ユヌス

(彫刻)
  斉藤  徹 ・ 尾関 まゆみ  (以上8名)

    

退 会 

  佐藤 允了・押尾  豊・尾川  宏(彫・会員)
  新田 光儀・村上 光正      (絵・会友)
  中島 憲一・堀口  力・田中 誠一(彫・会友)

   

   

第41回展

     昭和61年 1986
     9月1日−15日
     東京都美術館
        (第3棟B1・F1・F2〕

  

 ・関西展(大阪)
    9月30日−10月5日
    大阪市立美術館

 ・京都展
    10月12日−22日
    京都市美術館

 ・中部展
    11月1日−8日
    愛知県立美術館

 ・函館展
    11月20日−25日
    テーオー小笠原デパート

 ・札幌展
    12月3日−7日
    札幌市民ギャラリー

 ・米子展
    87・4月3日−13日
    米子市立美術館

 ・北九州展 
    87・5月8日−17日
    北九州立美術館

 ・福岡展 
    87・5月19日−24日
    福岡市立美術館

 ・岡山展
    87・5月26日−31日
    岡山県総合文化センター

    

  新会員・会友     受 賞
        

会員推挙(絵画部)

  松原 政祐  ・  畑中  優

  吉井 爽子  ・  中島  裕

  楢原 武正  ・  高田 光治

  中畑 美那

  

会員推挙(彫刻部)

  なし

  

会友推挙(絵画部)

  加藤 光馬  ・  中村 喜吉

  鈴木 佳代子 ・  笹野 勝将

  細川 悠紀子 ・  伊原 セイチ

  森中 秀生  ・  黒田 恵子

  三宅 英子  ・  平林 真砂

  吉田 敦彦

  

会友推挙(彫刻部)

  多田 千明  ・  恵村 正大

  山崎 公裕  ・  斉藤  徹

< 絵 画 >

行動美術賞

  畑中  優  ・  加藤 信弥

  

会友賞

  菊地 武彦  ・  山内 良輔

  

新人賞

  阿部 直昭

  

奨励賞

  モハマド ユヌス・ 小川 恒雄

  鈴木 佳代子 ・  近藤 大志

  細川 悠紀子 ・  加藤 光馬

  

柏原記念貰

  村岡 顕美

    

F記念賞

  河村 純一郎

  

安田火災美術財団奨励賞

  中村 喜吉

     

    

< 彫 刻 >

行動美術賞

  小 井土滿

  

会友賞

  内田 栄信・大橋 篤司

  

新人賞

  斉藤  徹

  

奨励賞

  多田 千明  ・  尾関 まゆみ

  サナダ サダオ・  原  一史

   

中島賞

  望月 志郎

   

安田火災美術財団奨励賞

  川名 靖彦

   

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