年初より会員の訃報相次ぎ、こころをらずも本展会場に於て各氏の遺作を偲ぶ悲しき仕儀となる。
4月会員伊藤久三郎、創立会員榎倉省吾相ついで逝き、6月同じく創立会員柏原覚太郎逝去、また11月療養の甲斐なく創立会員古家新逝去。明けて1月同じく創立会員小出卓二もまた永眠悲報昭次ぐ。いづかたも当会創立当初より、会の重鎮として後進の育成にあたられた尊い先達であり、ここに深甚なる哀悼を捧げるものである。
9月、会員由中忠准、日本美術家連盟を代表し日中友好美術家訪中団団長として中国を訪問、大任を果して帰国。
6月1日より新事務所担当、松山治樹、(会計)根本忠緒となる。
第9回行動美術新人選抜展(53・2月16日−21) 於、東京新宿、紀伊国屋画廊
(絵画)三谷 祐資 ・布下 満・小田 譲仁
新美 セキヤ・藤崎 恒頼・正木 幹夫
(彫刻)角 敏郎 ・富松 幹夫 (以上8名)
訃 報 森島 包光(絵画・会友)
酒井 友嗣(彫刻・会友)
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