行動美術協会史

昭和28年(1953)

前年度に引つづき原爆被害者の為の色紙即売を行い、
社会党本部より鈴木茂三郎氏、神近市子氏、藤原道子氏等が来場され
本催しに賛助を示された。

名古屋展は会場の都合上翌年1月開催となり、他は例年通り。
当年度あたりから全員中より美術ジャーナリズムに登場する作家も現れ、
個展発表も中央、地方を通して活発となって来た。

退会 熊坂太郎(絵、会友)

第8回展

昭和28年
1953年9月1日〜19日
東京都美術館(彫刻室)

全関西展(大阪)

10月1日〜11日
大阪市立美術館

神戸展

神戸市立美術館

京都展

10月15日〜28日
京都市美術館

岐阜展

12月1日〜6日
丸物百貨店

豊橋展

54年2月3日〜7日
豊橋市美術館

札幌展

54年4月13日〜18日
今井デパート

函館展

54年5月7日〜16日
今井デパート

新会員・会友

会員推挙(絵画部)

江見絹子、全和鳳
高須国之

会員推挙(彫刻部)

なし

会友推挙(絵画部)

田中阿喜良

会友推挙(彫刻部)

白井謙二郎、野崎一良

受賞(絵画)

行動美術賞

中畑美那、吉仲太造

会友賞

辻親造

新人賞

野尻弘

奨励賞

河端亮治、拓殖太
平川勇

受賞(彫刻)

行動美術賞

なし

会友賞

伊藤忠吉

新人賞

伊藤勝美

奨励賞

小門光男


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